今でこそ音楽って映像が主流というか、音楽が主役でも映像がないと見向きもされないのですが
 このサイトでも記事のバンドを聴いてもらいたいがために、記事中にyoutubeをバンバン張り付けているのですが

 音楽の力って
 聴くだけで心が安らいだり
 聴くだけでテンションが上がったり
 聴くだけで楽しくなったり
 
 まぁ聴くだけで色んな感情を呼び覚まされるのですよ。
 そこにはある程度の歌詞やサウンドの好みの共感が必要ですよと。

 個人的には楽しいのもいいけど、刺激が強くて人生観を考えさせられたり、

 人生の辛みを共感できるようなバンドが好きだったりします。

 さて、以前から気になってるバンドがある。
 えも言えず、表現しづらかったので割と暖めてきたのだが

 こんなバンドってようやく答えが出た。

 聴くだけで殺されそうなバンドだ。



54-71

 ごじゅうよんのななじゅういち

 ほら、割と最近の音楽に飽きてきて新しい音楽性を探してるキッズたち。
 アングラ、つまりアンダーグラウンドの入門に最適なバンドだ。

 これこそアングラなバンド。これ聴いとけばそれだけで通。

 もう何も言うまい。
 俺は54-71が怖い。

 AVで言えばスカ〇ロ。
 今流行の邦ロックがアイドル以上に可愛いJK女優だとしたらハードSMからスカ〇ロに振ったハードコア。

 完全に普通じゃ満足できなくなった人のそれ。

 だが俺はこれがいい。かすれた声に極めてシンプルな音数。
 冒頭に語りながら機嫌悪そうに貧乏ゆすりをしながら座っている。

 本当に怖いのは生身の人間の狂気性。
 怒号よりフラストレーションを無理やり抑えた様子。

 生理的な怖さ。

コアに好かれる音楽

 「ジャンルはスカ・コア(スカスカなハードコア)」
 音程合ってるのかわからないボーカルメロとリズム。絶叫。
 
 コアなヒップホップみたいなボーカル。

 かのロック界では有名な向井秀徳が絶賛したバンド。
 54-71を聴いたのちに向井秀徳のZAZEN BOYSを聴くとまんまやんってなる。

 頭から最後まで全員で一発録り、全員が納得できたら終わる。
 エンジニアリング担当は、バンドの生音をありのまま保存する世界最高峰のスティーヴ・アルビニ。

 ロック?バンド?音楽?上級者向けで俺も良さを理解するのに相当時間がかかった。
 ただ、忘れられない衝撃。
 これはね、恐怖。聴くだけで恐怖を感じる。

 この人達と同じ密室に居合わせたらワキ汗どころか脂汗冷や汗止まらない。

 いや、すごくカッコイイんだけどさ、カッコいいのと近づきやすい近づきがたいのは別の話。

サツ(殺)

 ボーカルの佐藤ビンゴとベースの川口(リーダー)はVICE MEDIA JAPANの社長と編集長だ。
 初めてVICE JAPANなるものをしったのだが、

1994年にパンクやドラッグなどを取り扱うフリーペーパーとして始まったVICE Mediaは、音楽、ファッション、アート、スポーツに代表されるエンターテイメントから、時事、政治、戦争、イデオロギーに至るあらゆるトピックを扱い、ネット発のメディアとして初めてエミー賞を受賞する超大手サイト。

 その社長の佐藤ビンゴ氏が54-71をこのように語る。

 「自分なりに本気で当たり続けてると、相手もびびるじゃないですか。極端に言うと、分かり得ないことですけど、相手を殺すぐらいの気持ちで。こんなことをメンバーで話したりしてました」
バンドマン、植木職人、そして社長 ― VICE Media Japan 代表 佐藤ビンゴのたどる数奇なキャリアより抜粋

 
 佐藤ビンゴって名前がまた○○男優っぽい。
 が、この写真だけ見たら普通に社会人。
 

 実はこのバンドのボーカルですなんて誰が信じられようか。

 ぶっ飛びすぎて怖い。
 英語力はレベル1なので全然聴きとれないが、サウンドがすごい。
 すごすぎて怖い。

ボーカルがボーカルなら、リーダーのベースも

例えばフィリピンのゲットーに取材に行って、最初は嫌な気持ちなんですよ。
 でも、「殺される」と思い続けてると耐えられなくなってくるんですよ。
 そうすると、ふと気付いたんですよ。

「俺が殺されるということは、俺も殺していいんだな」

って。
VICE Japan代表&編集長インタビュー バンドマンからメディアの運営になった2人の苦悩と展望 より抜粋

 怖いです。が、身の危険を感じればそうなるのも必然。

 54-71はバンド時代も客に、世界に殺されると思って戦っていたのかもしれない。

 それでは!

Ugly Prayが収録されているI’m Not Fine, Thank You. and You?はこちら!

I'm not fine, thank you. And you?

I'm not fine, thank you. And you?

54-71
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人生の辛みを共感できるようなバンドが好きだったりします。 割と最近の音楽に飽きてきて新しい音楽性を探してるキッズたち。アングラ、つまりアンダーグラウンドの入門に最適なバンドだ。
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