このブログの更新頻度が2日に1回から
 だんだん1週間に1回くらいになってきました。
 プライベートが忙しいことももちろんあるのだが、取り上げるべきバンドが減ってきている。

 おいしくるメロンパンとかポルカドットスティングレイとかポップポップしてるバンドが台頭してるし、SiMとか打首獄門同好会とかみたいな激しい系も今更感たっぷりである。

 流行ってるバンドはやり尽くした感あるし、コアなバンドが続いても需要ないしね。
 コアなバンドを流行らすために人気なバンドも同量取り上げたかったりする。

 その中途半端なポジションのバンドを選び取ろうとするあまり筆が止まってしまう。

 が、久々に見つけた。
 ポップなのに流行らない。
 流行らない音楽なのにポップ。

 そんな彼ら。

八十八ヶ所巡礼

 バンド名からしてネタ臭さ満載である。
 お遍路?コミック?
 が音も至って変である。

 プログレの端くれ。

「攻撃的国民的音楽」
 なんかもう「このバンドこの曲だけでイイ。」って位好き。
 音もそうだが顔芸も光ってるし。
 どんだけ白目剥くねん。

 MVの色的にサイケデリック感たっぷり。
 バンドを語るうえでビジュアルは二の次のはずなのだが、こいつらに関してはなんかビジュアルもずば抜けてる。
 一回見たら忘れないキモさ。

 が、音は確か。キモイキモイ言われてるけど、バカテク3人組でプログレっぽい何かをやってる。
 変拍子が基本。
 なのにノレる。変拍子なのにノセるって軽く変態ですからね。

 相当なセンスと実力がないとできない。

「凍狂」

 最新アルバムは2018年の「凍狂」である。
 全8曲中5曲、過半数がyoutubeで「フルで聴ける」という酔狂っぷり。

 どの曲を取っても浮き浮きするプログレの端くれ。それが『八十八ヶ所巡礼』だ。

 「例えば今作のレコーディングでは、廣井君が使い物にならない音がする謎のベース用エフェクターを持ってきたんです。だけど、本人が気に入っちゃってるからそれで録っちゃったんですよね。そういった初期衝動を活かしてそのまま録っちゃうみたいなのは、このバンドでは特に多いですね」
Mikki 八十八ヶ所巡礼 『凍狂』 レコーディング・エンジニア兼重哲哉氏と語る〈やってる意味の無い事〉をやってる意味 より抜粋

 

 寿司屋のオヤジ(Kenzoooooo(Dr.))の真顔に笑わないのが最大のハードル。
 ずっと鳴ってるギターの「ギューン、ギューン」が耳から離れません。
 やってる意味のないことが退屈。訳など探さないで。

 6th full album「日本」から3年が経過して満を持してリリースしたこの「凍狂」はポップさが向上しながらも八十八ヶ所巡礼らしさしかない訳の分からないアルバムに仕上がった。

2019年

 平成も最後。ワンマン・対バン問わず精力的にライブ活動している八十八ヶ所巡礼。

 日々の色んな地獄とか。その地獄から抜け出すために音楽やっているマーガレット廣井(Vo.&Ba.)と、小5からドラム叩いてたらムダにマッチョになったKenzoooooo(Dr.)。
 Katzuya Shimizu(Gt.)のインタビュー記事での影の薄さ。さすがグラサン。

 右から左から耳を攻めてくるこのギターww
 クセになる盛り上がりの少ない曲展開。
 サビのメロのポップさと裏腹のバカテク楽器隊。
 ドラムは割と歌を立てるシンプルフレーズが絶妙にバランスを保つ。
 目立ちたがり屋二人を諫めるオヤジ的ポジションKenzoooooo(Dr.)。

 この気持ち悪さとバカテク。全員がこのバンドじゃないと持て余す実力の持ち主。
 そしてこの一度見たら忘れない強烈なインパクトのビジュアル。

 バンアパやMOROHAなどの最前線バンドとも共演しているのでイロモノ枠で邦ロック界に殴り込んで欲しい。

 それでは!

おススメ音源

 八十八ヶ所巡礼で一番好きなのは冒頭の 「攻撃的国民的音楽」。
 これが収録されている5thアルバム「攻撃的国民的音楽」は傑作である。
 M5.「Violet Purple Bible」のぶっ飛び加減も必聴!

攻撃的国民的音楽

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