ニコタッチやら四星球やら和楽器バンドやらネタ臭かったり聴きやすい音楽が続いた。

 もちろん笑顔とかありがとうを届けるバンドもとても好きだし万人に勧めやすいので書きやすい。

 だが、バンドマンというのはわりと天邪鬼というか道を外れたがる。

 もちろんカッコいいし好きなので取り上げているのだが、あっさりおいしい塩ラーメンや皆大好き醤油ラーメンが続くとドロッドロのくっさい本場とんこつが食べたい。

 だからといって一気に人間椅子とかピンクフロイドまで行く気もあまり起きず。

 とはいえ、ラウドもかなり記事数がある。

 なのでここは有名どころなのに、ブレない男臭い音楽。
 信者も多いので反応が怖いよ。

 そのバンドは



BRAHMAN

 ブラフマン。1995年結成。
 俺がブラフマンを知ったのは高校生。当時ドハマりしてたHi-STANDARDが主催する『AIR JAM』という音楽フェスの模様がVHSで発売されていた。
 買った。VHS再生巻き戻ししすぎて映像おかしくなるまで見た。
 
 20代の読者の皆様、VHSって知ってますか?

 当時の映像が残っていてyoutubeで紹介できる喜び。

 爆発力と感情。怒り。パフォーマンスも音も最高。全員がこのライブでぶっ壊れてもおかしくない暴れ方。
 多分ぶっ壊れても構わないと思ってプレイしていたと思うしね。

 俺は当時バンドをやっていなかったが、ドラムマニアにハマっていて、ドラムでバンドやりたいなと思っていた。
 このビデオのブラフマンとハイスタを見ながらエアドラムでフォームを練習した。
 
 怒らないで聞いてほしいんだけど、「あ、俺のドラミングこっから来てたんだ」と思った。ドラムのRONZIさんカッコ良すぎっす。

 出落ちレベルで、さっきの動画でブラフマンの半分は紹介できたと思う。

 男臭い骨太のロック。

 歌詞も秀逸。全貼りしたいが、一部じゃ伝わらないので、よかったら
ここ(1曲目)

ここ(2曲目)
を見てくれたら意味がわかると思う。

 恋だの愛だの楽しさ皆無。唯々深い痛みと葛藤と怒りが記されていて殺伐としている。
 が、どこか優しさと癒しを感じる。個人的には吐き出されることで救われるのだと思っている。

出世作『A FORLORN HOPE』

 結成から4年。1999年に「deep/arrival time」でトイズファクトリーよりメジャーデビュー。

 deepも重厚で「ロック」の認識を改めさせてくれる名曲なのだが、先ほどのAIR JAM2000出演の翌年に発表された『A FORLORN HOPE』がバズる。
 
 俺の中でブラフマンといえばBASIS。但し一番好きなのはNEW SENTIMENT。

 なんかサムネに悪意を感じるww

 当時インターネットもない中での指標のオリコンで(今もそう?)週間2位 2001年度年間80位 登場回数12回 で50万枚以上を売り上げダブルプラチナを獲得。

 バズるだけあって名曲揃いでBASISからのSHADOW PLAYの繋ぎが素晴らしい。
 何が素晴らしいかって疾走感のあるBASISから重厚なSHADOW PLAYってもうTOSHI-LOWといっしょに何かブン投げてなんかぶっ壊したくなる。

幡ヶ谷再生大学[復興再生部]

 ボーカルのTOSHI-LOWは幡ヶ谷再生大学 復興再生部 の部長でもある。

幡ヶ谷再生大学は

 2011年3月11日に発生した東日本大震災 日本中、世界中に大きな衝撃と悲しい爪痕を残した。
 その復興支援を主な目的とし、その他の危機的な災害が起きた際も 支援できる非営利活動団体として
 新たに復興再生部が発足された。
 「人間として気高く生きる道を選択する」 そんな不器用な人間達の学舎である。
幡ヶ谷再生大学ホームページより抜粋

 震災以降積極的に復興支援活動を行うBRAHMAN

 かすれ気味の絶叫するボーカル。重いメッセージ。MC。
 感動的ですらある。

 特にすげぇのは、MCから曲が終わるまでボーカルのToshi-lowはステージにいない。
 文字通り人に支えてもらいながらLIVEしている。
 
 人は支え合う。それを体現するバンドってなかなかいない、というか俺は他に知らない。

 実は2011年、震災前に音楽をやめようと思っていました。
 なんかもう食べていくためにだけ音楽やっちゃってるんじゃないか、
 自分が最初に音楽目指して、バンドやりたいっていう志と違う大人になったんじゃないか
 って強烈に苦しんだ時があって。
~中略~
 奇しくも地震があったことやその支援活動でみんなが問われたじゃないですか。
 生き方も問われたし、自分の職業で何ができるんだろうって問われたし。
 それで、自粛という名の下でただ黙って一緒に悲しむフリして
 何の役にも立たねぇ人達の中で、自分も色んなことに関して自問自答したんです。
FUJIROCKERS.com BRAHMAN・TOSHI-LOWインタビュー後編 3.11のあとでより抜粋

 俺自身は現場に行かなかったし割と対岸の火事だった。
 彼らからしたら「何で動かねぇの?」って言われるダセぇ人間だが、これはきっかけだと思う。

梵唄 -bonbai-

 2018年2月7日、実に5年ぶりとなるフルアルバム『梵唄 -bonbai- 』をリリース予定だ。

 トレイラーから伝わる、変わらぬ重厚感と男臭さ。汗臭さ。血生臭さ。
 
 40歳を超えて紡がれるロック。
 12曲の新曲と 新宿ANTIKNOCKで行われた尽未来際〜開闢〜」の32曲(!?)を収録したスペシャルディスク。
 そのままベスト盤としてありがたく頂戴いたします。

 なので久々にアマゾン貼ります。

 ブラフマンが今好きな人も俺みたいな出戻り組も是非。

 それでは!
『梵唄 -bonbai- 』↓

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