北海道はヤバい。47都道府県中、唯一の「道」。都道府県日本一の面積である。
 
 広大な土地と本州と切り離された気候。
 そして何よりRSR。ライジングサンロックフェスティバル。
 日本初の本格的オールナイト野外ロックフェスティバルとして1999年に初めて開催されて今年20回を迎える。

 北海道のバンドはヤバい。
 YUKI・GLAYなどの地上波J-POPの代表格はもちろん、

 日本エモロック界の雄eastern youthとか

 絶賛RSR出演希望注目株アシュラシンドロームとか

 北海道からはヤバいアーティストが数多く輩出されている。
 土地柄ともいえるほどのレベル。

 エモ好きなバンドマンはジンギスカン食べればエモいプレイができるかもしれない。

 はい。すいません。

 てな訳で北海道出身の伝説のバンド第3章。

bloodthirsty butchers

 1986年から2013年まで活動したeastern youthと並ぶ北海道代表バンド筆頭。
 一般的にオルタナ、ロキノン系として名を馳せる。

90年代を生きた俺達は必ず耳にしたことがある「7月」

 9分の超大作。1996年の4thアルバム『kocorono』に収録されている。

 映像をご覧いただくといらっしゃるやたら細身なジャズマスタープレイヤー。
 2002年のナンバガ解散後、2003年から田渕ひさ子が加入したのはあまりにも有名な話。

 やはりナンバーガールは伝説であった。
 それぞれが新しいプロジェクトを開始するだけでロック界で激震が走る。

 話は逸れたが、ブッチャーズ、エモい楽曲と轟音なギターサウンドが特徴なマッチョなバンドである。

吉村 秀樹

 ブッチャーズのギターボーカル。田渕ひさ子の夫。
 2013年5月27日、46歳にして心不全にて伝説となった。

 「自分のスタイルっていうのはあるから、わけのわからないオープン・チューニングで作ったりするんだけど、それがどのコードかって言われたらわからない」

 しきりに止まっていられないと呟く。
 「いつ死ぬかわかんねぇんだからよ」

 潰れかけのギターサウンドとグッとくる絶叫。ただぶつけられる音圧。

のたれ死んでしまうかもしれないが、
このスピードを保っていたい。
このバンドで存在していたい。

 7月とこのJack Nicolsonでブッチャーズがどんなバンドか、いかに音楽にストイックか言葉に重みがあるのかがわかってしまう。

 シリアスで全力で哀愁と切なさを余すことなく表現するバンドである。

 ブッチャーズが作った表現。
 音楽という塊をぶつけてくる表現。
 ありきたりで月並みな言葉しかでてこない。

 が、唯一言えるのはブッチャーズはブッチャーズでしかない。
 bloodthirsty butchersという日本ロック界の至宝が今はもう復活することはない。

 「伝説になっちゃダメなんだよ。」「生き続けないと。」って言ってたのにな・・・

 スペシャのすごくギュッとまとめたブッチャーズの特集がこちら。

 ここには誰も追いつけない。
 が、しいて言えば90年代みたいな音像?

 ブッチャーズみたいなスピリットを経由しているバンドが見たいなと思った次第です。

 それでは!

おススメ音源

 音楽としても、映像としてもやはり「kocorono」ですよね!

バンドサウンド特化型音楽レビューO.S.A.P.
Review Date
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俺達はbloodthirsty butchersを忘れない。
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