なるべく多くのバンド、アングラなジャンルのロック、広く進めたいアーティストを中心に取り上げていると、つい大御所アーティストを取り上げるのに勇気がいってしまう。

 既に語りつくされて絞りつくされて鼻血も出ないと勝手に決めつけてしまう。

 だが、あくまで体感だが大御所アーティストだけどあまり話題に上らないアーティストがいる。

 そもそも好景気と言われる昨今だが、音楽シーンは、娯楽は、アートは今までにないほど軽視されているように感じる僕です。

 肌で感じる社会現象の最たるものは現在暗号通貨。ビットコインとかそーゆーの。
 音楽シーンにもいいアーティストは数あれども、バンドを社会現象にまで押し上げるバンドがいない現実。

 例えば昔で言えば椎名林檎とかすごく流行ったし、女でバンドやろうなんて輩は多かれ少なかれ椎名林檎かじってる。
 この人とか。

 そういうシーンを創るアーティストがまたでてこないかなぁとか思ってるのです。

 もしくはこんな大御所がもう一度注目されて大ブレイクしたりしないかなぁと思うのです。
 そしてこの人はJ-POPに分類されるが、R&Bかロックの人。異論は認めない。

CHARA

 バンド形態を諦めるスタイル。
 とうとう血迷ったか、O.S.A.P.

 曲は聞いたことあるけどよく知らないといわれるアーティスト筆頭。
 全盛期は90年代。

 さすがに耳にしたことあるでしょ。
 初版は1997年。
 20年経った今でもリマスターされる名曲。

 CHARAでしかあり得ない歌声。全パートがCHARAを支え、全パートが主張する素晴らしさ。
 CHARAはエモい。当時エモい、ヤバいって言葉はなかったが、オリジナリティの塊のようなアーティストだよね。

多才すぎワロタ

 バケモンみたいなアーティストだなとはずっと思ってはいたが、改めて掘るとwikipediaより、日本のミュージシャン、女優、音楽プロデューサー。アルバムやシングルや参加プロジェクトやあれやこれやを合わせると80作品を超えるリリース。
 1991年「Heaven」でエピックレコードジャパンよりデビューデビュー。27周年。
 デビューのきっかけとなった3枚目のアルバム『Violet Blue』の2曲目、タイトル曲『Violet Blue』

 ジャジー(ジャズ要素のある)なバラードの失恋曲。この曲の誕生秘話で

―“Violet Blue”に<地下鉄の階段の途中で途方に暮れちゃって ため息ばかりで息苦しい朝>という歌詞がありますね。
Chara:リアルだよね(笑)。ほんとに地下鉄の階段の踊り場でため息ついてたから。で、家に帰ってうずくまって、「はぁ……」ってため息つきながら、曲を書いて。歌いながら泣いちゃってたからね。
CINRA.NET Charaにとって、愛ってなんですか?歌い続けた25年間の愛の遍歴より抜粋

 名作に必要なのは時代に合った「ほれ、こーゆーの流行るんじゃろ」みたいなあざとさや賢さじゃなくて、マストなのは自分でプレイして自分で泣いちゃう位のプレイ(演奏や歌うこと)への信頼感と没入感。

 ウィスパーな曲だけでなくロックテイストの楽曲もまたすごい。

 しっかり手を抜かないバンドサウンド。
 強烈な面々が参加しているようだが、wiki見てもいまいちわからない。
 自分の無知さと日本アーティスト界がめちゃくちゃ広い事を再認識。

 ちなみにシンガーだけでなく新山詩織のサウンドプロデュースや、96年に主演女優も務める。

 主演女優を務めた映画「スワロウテイル」の劇中歌がかの有名な「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」

 名曲揃い。CHARA。有名曲揃い。CHARA。

天才のルーツ

 名作を叩きだしまくるCHARAだが、Missing Personsのようなニューウェーヴ、princeのようなファンク風のポップさ、Buckingham Nicksのポップロックに影響を受けたと公言している。
 洋楽から洋楽まで。

 元々シンガーじゃなくてキーボーディストの作曲家あがり。
 アイドルやポップスアーティスト、専業ボーカリストとの厚みの違いはこれ。

 カラオケ気分で1年以上続けている専業シンガー・ボーカリストは一度CHARAの道を通るべき。
 ちなみに専業ボーカリストとは要約すると

 当方ヴォーカル♀
 ギター、ベース、ドラム、keyを募集します。
 プロ目指してる方でお願いします。

 的な人ね。実在するらしいよ。怖いね。
 カラオケで雰囲気イケメンの年収聞いててください。

厚み

 やっぱり若くして才能(努力量が半端ない人・飛びぬけて音楽に人間性捧げてる人・センス半端ない人)溢れる見た目も演奏力もべらぼうに高いアーティストもいいんだけど、50手前で結婚も離婚も子育て(sumire)も経験した「大人」から紡がれる音楽もすごいものがある。

 キュートで独特。エモーショナルで神秘的。 ピュアでロマンチック。

 いい意味で変わらないCHARA。

 ドカンと世間の目を音楽に向けてくれないだろうか。

 それでは!

おススメ音源

 デビュー27周年記念。
 数々のベストならどれをとっても正解。
 かといって最新アルバムも捨てがたい。

デビュー25周年記念プロジェクトの第二弾。1991年のデェビューからの楽曲全45曲前後を厳選した自身初となる3枚組オールタイム・ベストアルバム。
Naked & Sweet

2017年の最新アルバム。「音楽しかできないけど、音楽はできる」その純粋な気持ちというか、私たちの共通点みたいなもの――シンパシー

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