ムーディーな音楽 ブルース!

 オヤジ臭い音楽 ブルース!

 最高にゴキゲンな音楽 ブルース!

 僕らバンドマンにとってブルースはなじみがないどころか、1940年代の「ビバップ」や、1960年代終盤のマイルス・デイヴィスに代表される「エレクトリック・ジャズ」と同等の古臭さでノーマーク。

 こんなムーディーでオシャレでゴキゲンな音楽に影響を受けている男性は総じてエロい。
 デートにこんなスリリングな音楽のブルースをかけて来る男性には気を付けろ。

 酒の力を借りずとも女性を酔わせてくる。

 ムードに流されるな。

 今回ある御方からお題で「ブルース」を書いてほしいと言われた。ブルースは確かにバンド形式だ。
 しかもその方は特にピアノブルースが好きなんだだそうで。

 このお題に応えてみようと思った次第だが、ロックバンドがつける曲タイトルに「ブルース」って名がついても「ブルースッテコレジャナイ」感だけはある。

 今回はブルースを正しく理解するためのこの記事で僕と一緒に勉強しよう。

 いいかい?一緒に勉強するんだ。間違っても間違ってる事をディスってはいけない。間違えることこそ勉強だ。



『ブルース』というジャンルの音楽

 冒頭に古臭いとかオヤジ臭いとか盛大にボロクソ書いたわけだが、それもそのはずで、19世紀後半に発展した音楽ジャンル。

 wikipedia先生によると1903年にW・C・ハンディさんがブルースの演奏を見て衝撃を受けて広めたものなんだそうだ。
 115年の歴史的音楽。

 19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー(労働歌)などから発展したものと言われている。
 「ブルース」とは、孤独感や悲しみを表現する独唱歌であり、悲しみや孤独の感情は、英語ではしばしば「ブルー(blue)」の色でたとえられることに由来している。
wikipediaより引用

 行進曲っぽい。

 そっから50年ちかく経過するとこんな音楽になったりする。バンド形式。

1949年に発表された曲なんだそうで。Memphis Bluesとの違い。もはや別ジャンル。原型がない。

 が、少しとっつきやすい。

 その後のモダンジャズ・ロックンロールの前身。

 ブルースから発展したのがヤバTだと思うとブルースの功績ハンパない。

 曲展開が今メインのAメロBメロサビ行くよーの合図からーのサビドーンじゃないから取っつきにくいよね。わかるよ。

B.B.キング

 「ブルースなんか知らない!聞いたことない!」って人でもB.B.キングは名前くらいは聞いた事があるだろう。

 俺も名前しか知らなかったがブルースの神様だそうだ。ビール・ストリート・ブルース・ボーイこと、B.B.キング。

 ムーディー。1968年リリースの曲。ジャスト50年前。君たちのパパママは知ってるかもしれない。

 熱心なロックファンはピンと来たであろうが、マンガ「BECK」の竜介のギター「ルシール」はこれを由来としている。

 男を狂わせる「ルシール」

リズム & ブルース

 一口に「ブルース」というと敷居が高く感じるが、R&Bと聞くとわかった気になるのはなぜだろう。
 日本でもAIとか青山テルマとか久保田利伸とか和田アキ子がR&Bを名乗り、大ブレイクし、広めてきたからだろう。
 
 今でも現役でクラブ通いの人間には聴かれているし、ドンキの民はEDMかR&Bだ。

 ドンキに行くと今でもブカブカの服にクロックス、プリンな金髪とも茶髪ともいえない目に優しくない、数世代前の見た目の人間を見れるから、タイムスリップした感があって面白い。

 そんな話がしたいんじゃなくて

 今のR&B。

 This is No’1 of HOT R&B SONG on Billboard chart! 
 And this song is Chart in for 36 weeks!

 うん。オシャレ。切なげでダンサブル。

Jump and we think – do it all in the name of love
Love
Run into sin, do it all in the name of fun
Fun

 この曲がこんだけ流行るってことは海外ももう、いい子でいることに疲れてるんだよ。
 クリエイティブで楽しい事を求める時代背景。

 対して初期のR&B

 さすがにKhalidとの共通点を見出すのが難しい。そもそもビッグバンドだしね。

 このグラサンのおっさんも見たことある人多いんじゃないだろうか。レイチャールズ。

 念のため言っとくけどスティーヴィ―ワンダーちゃうぞ。レイチャールズだ。グラサンで判断するな。

 「ソウルの神様」と呼ばれたカリスマ。多分BBキングと同じくらい有名。

 だが、ここまで来て未だにジャズとソウルとR&Bの違いがもうさっぱりだ。

昨今のブルース

 ロックは死んだといわれて数十年経つが、ブルースはホントに死んだ。

 嘘です。

 形を変えて、色んなところに溶け込んでいるだけで「This is BLUES」ってゆーのが見えにくくなってるだけだと思う。

 今ビートルズっぽいバンドを探すのが難しいのと一緒ですね。

 MONSTER大陸はブルースって言われてるらしい。

 あぁ、わからんでもない。共通点があるよう・・・な・・・

 まぁ115年もある音楽で「これこそブルース!」みたいなのはやり尽くされたのよきっと。

 でもすごく新鮮に聴こえません?

 こんな感じでブルースの要素を組んだようなバンドとか、すごく昔の音楽のエッセンスを取り込んだようなバンドや楽曲がもっと出てきたらおもしろいよね!

 それでは!

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