多感な時期、めちゃくちゃ売れてるアーティストを聴いていたと思ったら
 気付いたら聴かなくなって、気付いたら名前も聞かなくなってて
 ふとした瞬間に思い出してもう一度引っ張り出すことってないですか?

 その時そのアーティストはお世辞にもその当時ほど売れてなくて、少し寂しく思いながらも
 当時そのアーティストが好きだった頃の思い出を掘り起こして少し感傷的になってみたり。

 「そういえば大好きだったなぁ」なんて思いながら、「今もやってるのかな」と調べてみたらしっかり活動続けてることを知って少し嬉しくなったり。
 
 10年の時を経て改めて聴く好きだったアーティストの曲はやっぱり良くて。
 当時より少し洗練されてるけど、大枠変わってないいいアーティストのはずなのに当時ほど話題になってない。
 
 そんなアーティスト、あなたの中にもいませんか?

 僕にとってのそんなアーティストは



GOING UNDER GROUND

 バンド名が長い。言うのも書くのも打つのも長い。だから以下GUGだ。

 冴えない容姿の小太りなボーカル。青春真っ盛りの甘酸っぱい情景を歌った歌。
 直接的ではない恋をテーマにした楽曲。当時ブーム真っ盛りのギターロック。
 10代から20代前半の心を掴んで離さなかったバンド。

 メジャーデビューシングル。グラフティー。
 決して正統派なバカウマではないボーカル。しかしながら優しい歌声。冴えない容姿。切ない歌詞。
 「あくびの フリして こぼした 涙が「抱き締めたい」とかいうんです」
 
 直接女性は出てこない。あくまで女性の影。
 当時の僕の心を揺さぶって泣かせるには充分な要素が詰まっていた。

一番好きだった曲

 GUG聴き狂ってた頃=GUGの初期の曲。どれもハズれない。トワイライト・ランブル・ミラージュ・ダイアリー・・・基本全曲泣かせにかかってると思ってる。
 なぜかシングル曲ばかり知っている。MVが流れまくっていたからか。アルバム買い漁ってたからか。

 その中でも「同じ月を見てた」という曲が好きで好きで。いつか人に紹介したいと思ってた。
 7thシングル「ハートビート」9thシングル「同じ月を見てた」が同時に演奏されてる動画があったので是非。

 月は誰が見ても同じ。そんな当たり前なんだけど、その当たり前をこんなに切なく歌えるアーティストがいるだろうか。
 しかも題名の「同じ月を見てた」なんて一回しか出てこないのにリアルに情景が浮かぶ。 
 
 「夢を見れず 泣いた日も 僕は 君の 味方」タイトル回収はぜひ動画から確認してください。
 何故私がこんなにGUGを推してるのかわかっていただけると思う。切ないのよ。曲が。声が。歌詞が。

しっかり活動していた。

 たった半年くらいしか変わらないのに「同じ月を見てた」の実質次の「STAND BY ME」は知らないから、そのころからGUGから離れたと思われる。
 GUGが武道館に立ったのが2006年7月。何故か聴かなくなってからの2年後。そして「同じ月を見てた」を思い出して、この記事を書くにあたり動向を調べたら1~2年ごとにしっかり音源出してツアーしたりしてる。

 キーボードが脱退したりドラムが脱退したり波乱万丈してるけどしっかり今年もアルバムを出す。

 継続は力なり。今ボーカルの松本素生はbar 天竺の店長をしていたり。
 でもソロではなく、GUGにこだわる松本。何かちょっと変わったというか、大枠変わってないんだけどかなり明るくなってポップになってバンド感が減った。

 そんな作詞作曲の松本が語るに

「もう最初の車種がどんな車なのかわかんなくなっちゃっているみたいなのが、一番いいなと思う。直しすぎて、いじりすぎて、最初はなんだったっけ、でもエンジンとタイヤさえあれば走るっしょ、みたいな。そういう存在でありたい」
MIKKI INTERVIEW GOING UNDER GROUNDにデッドエンドはない! 松本素生が告白する、新曲“超新星”に込めた決意と永遠に解けない音楽の魔法より抜粋

 そうね。最初のグラフティーから同じ月を見てたも違うし、この「真夏の目撃者」なんてもうめっちゃ明るくなってて全然違うように見えるけど、やっぱり歌は松本で。どっか初期の匂いも残っててGOING UNDER GROUND感がある。
 
 不思議。

 だがそれがイイ。

 俺は変わらず初期がいいけどね!

 それでは!

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