前回のBattlesは控えめに言って玄人向けだった。
「不快はアートになり得るのか」て。
タイトルからしてライト層切り捨てていくスタイル。
バンド・ロック・ライブハウスの敷居を下げたいと思ったとき、やっぱりキャッチーでポップで顔面偏差値の高いバンドは入門にはぴったりだとおもう。
でもただ耳ざわりの良い音楽を、顔もスタイルもいいアイドルみたいなバンドが演奏していてもどこか冷めてみてしまう偏見に満ち溢れた自称玄人。
バンドサウンドにまみれすぎて普通じゃ満足できなくなったあなた。
あります。
男女混合で顔が良くて音もいいバンド。
ありました。
それもここ愛知で見つけました。
今ならまだ普通のライブハウスで、普通の金額で見れます。
是非チェックしてください。
目次
カヨ
2016年結成。名古屋発5ピースロックバンド。
王道ギター・ロックからキラキラパーティー・チューンまで鳴らすバンドだ。
アイキャッチ画像と王道ギターロックって言われたらもう「巧いだけで印象に残らないバンド」って気がしてしまう。
が、その音は王道だけでは収まらない。
思った以上にセンチメンタルで深い曲だった。
思った以上にバンドサウンドがしっかり鳴っていた。
いわゆるギャップ萌え。
そしてご多分に漏れずテクニック的には巧い。
スキがない。
バンド好きにもポップ好きにも両方に勧められるバンドだ。
名古屋発5ピースロックバンド
2016年結成。5人中3人が同じ大学。
全員共通してメロディアスなものが好きだという。
作曲はドラムのワカが担当。ドラムの作曲担当は珍しい。
歌をしっかり聴かせて、演奏はしっかりバンドとしてかっこいいものとなるよう意識している。
カヨってバンド名だけどメンバーに「カヨさん」はいない。
Vo’のサアヤ。「横文字の長い名前だと覚えにくい。短い名前が良いなと私は思っていて。何かニックネーム的な、そういう雰囲気の名前がかわいいなと思っていたんです。」
「それで何となく、“カヨ”。」
すごい。適当感がすごい。
珍しくメンバー紹介。
VOCAL : サアヤ
BASS : ヒロミ
GUITARS : モリシタ ナオキ
GUITARS : イケヅ タクマ
DRUMS : ワカ
多分大学は卒業してるっぽいので全員23とか24だと思う。
なのにバラエティ豊かでポップ性の高い楽曲群。
バンドらしさがしっかりあるところがポイント高い。
絶賛精力活動中!
冒頭の「紫陽花」Releaseから、北は北海道から南は兵庫までの【Tour “愛愛傘”】 慣行中。
ツアーファイナルは名古屋 今池GROWだ。
そしてなんとカラオケにも「紫陽花」・「千歳ダンス」・「ときめきチェンソー」・「STRAWBERRY SHORTCAKES」が登場!
「ときめきチェンそー」はサムネとタイトルから想像するよりキラキラしてない。
ポルカドットスティングレイよりロックで赤い公園ほどガチロックな玄人向けでもない。
そう。10代後半のライトリスナーからちょっと背伸びした位のロック聴くには何から聴いたらいいのかわかんない層。
多いと思います。
ちょっと切なめでポップだけじゃないちょっと大人への階段のロック。
もちろん正統派王道ロック・女ボーカルが好きなあなたにもおススメ!
九十九に続く名古屋・岡崎出身アーティスト。応援してください!
それでは!
おススメ音源
【ときめきチェンソー】収録の1st Mini Album!
「PANIC COLLECTION」
