名前は重要である。
 「名は体を表す」ということわざもあるほど名前は重要である。

 例えば
 「オメでたい頭でなにより」という名前を聞いて暗くて悲しくて人生の苦みを歌い上げるバンドとは思えないだろう。

 また、「BAND-MAID」と聞いて原爆オナニーズが出てきたら「金返せ」ってなるだろうと。

 いや、原爆オナニーズカッコいいけどさ。

 名前が全てではないけど、名前からどんな音楽かが想像できるバンドというのは一定数いる。
 ABALONE APESの名前を聞いて音楽性言い当てられる人は多くないだろう。

 そもそも曲じゃなかったのでこれ見せられてもどんなバンドかわかりにくい件。

 今回は名前で食わず嫌いしてたら案外よかったって話。



彼女 IN THE DISPLAY

 彼女 IN THE DISPLAY。彼女は画面の中。
 右手が恋人。
 目がバカでかくて髪色がビビッドな彼女なんでしょうね。

 アー写、すなわちアーティスト写真からももうネタバンド臭が溢れすぎている。

 私は本来ネタバンドは好きではない。
 たまの息抜きとしてはよくても繰り返しローテーションする感じではない。

 が、クリックしたが最後

 あれ、イントロからしてカッコいいじゃん。
 ストレートながらも聴きやすいながらもしっかりロックで演奏力も高くてバンドらしいじゃん。

 あれ?カッコいいよ?二次元ヲタっぽい名前のバンドなのに。

 名前と音が裏腹。

コンセプト

 名前は単純にがもともと、アニメやマンガ、ゲームなど2次元サブカルチャーに影響を受けたメンバーが集まったのがきっかけだからとの事。

 別に深い意味がなかった時点で名前いじりもういいや。

 メタルでもラウドでもハードコアでもスクリーモでもエモでも無い、J-ROCKの新機軸。
 キーボードいるからってピコリーモじゃねぇぞ。
 日本語詞でクリアな歌声とキャッチーな歌メロ。重めなサウンドと演奏力も合わさって確かにありそうでない新感覚。

 邦ロック聴き始めてラウドまでいくと濃厚すぎるけどちょっとラウドにも興味あります的ティーン層の心をつかんで離さない。

 完成度も高いからインディーズっぽいメジャーアーティスト。2018年春に日本コロムビア内のレーベル・TRIADよりメジャー・デビュー。

GOLD EXPERIENCE

 2013年、1st Full Best Album “GOLD EXPERIENCE”をリリース。
 その4年後、2017年”GOLD EXPERIENCE REQUIEM”というミニアルバムをリリース。

 2013年のGOLD EXPERIENCEは3年間の軌跡を詰め込んだ彼らにとってのベストアルバム的位置づけ。

 当時からポップ性は高く、曲中に様々な顔があって聴き飽きない。当時全盛期の4つ打ちダンスビートも盛り込んだりして。

 冒頭に紹介した「アカネ」は2017年のGOLD EXPERIENCE REQUIEMより。
 何年経ってもボーカルの声がクリアで優しい。だから玄人向けロックまでいかず、ライトリスナーにも受け入れられ、楽器隊のクオリティでコア層も取り込む。

 賢い。超賢いバンド。

 今年ドカンとくるというより、ジワジワきて来年あたりドカンときそうですね。

 なんとなく。

 それでは!

おススメ音源

 昨年10月に発売された【GOLD EXPERIENCE REQUIEM】
 2013年に出したアルバム「GOLD EXPERIENCE」は一つの大きな壁だったがやっと進化できたのかなと語れる自信作。

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