バンドメンバーに女性がいるアーティストが続きます。
ガールズバンド3連発目。
前回のNISENNENMONDAIのカウンターでポップスアーティスト。
NISENNENMONDAIはマジでコアだった。
多分1年前の俺だったら1曲聴いていられなかっただろう。
が、これ系が危険なのは延々と聴いてしまうこと。
「うわぁ!すげぇイイ!」という衝撃がない代わりに毎日何回も聴いてしまう危険。
そしてこーゆーのこそ至高で「コアな音楽聴いてる僕」を気取りたくなる不思議。
が、目が覚めるとポップスを聴きたくなる。
多くの人は女の子がステレオタイプな女の子の音楽を求める。
お待たせしました。そんな女の子が奏でる女の子な曲達。
Lucie,Too
宇都宮出身のバンド結成から約2年で一気に売れ始めたガールズバンド。
とにかく可愛いと話題だ。
頭からケツまでポップ。淡々とした女の子ボーカル。
変に感情的な情緒溢れる歌よりもこのとても聴きやすい歌声。
変に気取った複雑でテクニカルなフレーズを使わず、地に足の着いたサウンドで小粋なオシャレコードを挟むらへん、策士である。
そして絶対狙ってない。天然でセンスの鬼。
そして現実離れしない等身大の外見。
男ウケじゃなくて、女の子からみて「カワイイ~!」ってなる女の子。
どこを取っても女ウケ抜群。策士である。
天然に見えて緻密で正確な計算が盛り込まれている。
This is 女の子バンド
ジュディマリ、スーパーカー、cinema staffやthe band apartから影響を受けたという、Gt’Vo’ Sachi、Ba’ かなこ、Dr’のシバハラナホという3ピースで成る最小構成のシンプリィガールズバンド、Lucie,Too。
君の後ろあと一歩だけ
近づけたら強くなれる気がする
女の子って片想いしたらこんなんなるってほんとですか?
めちゃくちゃカワイイっすね。
恋愛初心者の女子中高生の代弁者。女の子に寄り添える楽曲でありたいというLucie,Too。
すごいのはこれがロックバンドで表現できていること。
ジャカジャカして勢いでもってくわけでもなく、パワフルなボーカルで歌唱力を誇示するわけでもなく、しっかり聴かせるスタイルとその実力に脱帽。
どこまでも甘い。
女の子に寄り添えるLucie,Tooだが、2018/2/07に1st Album 「LUCKY」をリリース。
は、記事末のリンクから聴けるので2ndDEMO 「Hi Lucie.」のトレイラーより。
M.3「同じ話」とかM.4「オレンジ」にスーパーカーと似た匂いを感じるよね。
淡々とした歌い方もミキちゃんぽいし。
ソロのフルカワミキじゃなくてスーパーカーのフルカワミキの方ね。
yonigeが20代の女の子を歌った感じならLucie,Tooは中高生。
でも全曲通して甘い女の子。女の子の、女の子による、女の子のためのアルバム。
ありそうでなかった、というより今完全にぽっかり空いたポスト。
2018年最注目といっても過言ではないLucie,Tooに目を離さないように!
それでは!
おススメ音源
1stミニアルバムだ。
恋する女の子の代弁者。女の子限定で万人に勧められるカワイイ泣けるアルバムであることは間違いない。
