これまで心をえぐるシンガー加藤貴之をはじめ、超絶ポップバンドハム・スター、ファンキーでレトロなDANI CICHY・ヴィンテージ感溢れるClover leafと、今間近で聴ける、触れ合える私の友人アーティストを多々紹介してきた。

 実は今回紹介する彼も間近で聴ける友人アーティスト。
 そして彼はこれまで紹介してきたアーティストの中でも一方的だが、めちゃくちゃ「合う」と思っている。
 ロックや楽器、好きな音、世界観がめちゃくちゃ共感できるのだ。

 すごく「合う」アーティストに出会ったときってすごくドキドキしたりすると思うんだけど、私の場合は心をこじ開けられるような感覚に見舞われる。

 それこそ気を抜いたら場所をわきまえず首振っちゃいそうなほど。

危ない。

とても危ない。通報されかねない。

彼の名は


oniorn

 まず気をつけて。
 玉ねぎじゃありません。onio「r」nです。オニオ「ー」ンです。

 由来が中学生のとき組んだバンドのニックネームのほかのメンバーがナス。エッグプランター。ギターがキャロット。
 と、きて玉ねぎ。卵サラダか、カレーでも煮込むつもりか。

 そして時を経てハム・スターと「サラダボウル」か。誰がうまいことを言えと。

onionの検索結果

万能野菜。玉ねぎ。オニオン。onion.

oniornの検索結果

 SEO対策完璧じゃねぇか。うらやましい。
 俺なんてosapじゃぜんぜん出てこないし「バンド osap」でようやく検索されるようになりました。
 エゴサのプロ。オサピー。

 根っからのアーティスト。itunesが2番目に表示されるあたりも完璧。
 その楽曲はというと

 唯一の公開動画。マジで暴力でした。Eduction3が最高。この1フレーズだけでご飯3杯いけます。
 ホンマルラジオパーソナリティーTomokoさんの明るい声とサウンドとベースラインのエグさのギャップがすごいシュール。

 仕掛けが満載。見つけてみてね。んで正解はoniorn本人に聞いてみてね。

 物足りない人は戻るボタンを押してClub “Trushor-032″へどうぞ。って・・・満足するまで無限ループじゃねぇか。

明かされる構成材料

 私も出演したホンマルラジオ「あなたの野望を聞いてみ隊」に出演。

 徐々に明かされるoniornが音楽をやる意味。なぜハム・スターではなく、ZETTZではなく、oniornソロとしての活動を始めたのかまでしっかり語られているのでぜひチェックしてほしい。

 しかし明るい曲が好きではない・棒立ちが好きではないのはとても同意できる。
 2017年現在、AKB46人気が落ち着き(大御所化したともいう)トレンドは乃木坂46だが違いがわからない。
 なんなら【クラウンコンフォート】と【クラウンアスリート】。iphone用の【iOS10】と【iOS11】位の違いでしかないよ。乃木坂の方がAKBより新しいですね。

 アンチJ-POPの私だが、溢れかえり押し付けられるポジティブには辟易してしまった。
 『逃げ出さないで前向いて立つんだいつかできるよそのうち(今日できるよ)』じゃねぇよ。前向けって強制してるのかそのうちできるよって投げっぱなしなのか今日できるほど簡単ならきょうやれよっていう。(乃木坂46 いつかできるから今日できるから抜粋)

 明るい曲はいつでも聴けるが、深い曲は探さねば見つけられないのだ。

 いや、oniorn関係ないけど。この曲はタイトル見た瞬間笑った。いつかできるから今日できる・・・??

何が合うのか

 これだけベタ褒め(?)しているoniornだが何がそんなに合うのかというと、ハム・スター時代から感じるベースの表現力とテクニック。

 裏を返せばテクニックに裏打ちされた表現力の幅。超絶ポップで通りすがりそうなハム・スターの楽曲を通りすがれないフレーズで引き留める。
 楽器におけるテクニックはリスナーにとっては必ずしも必要なものではないが、ハム・スターにとってのスパイスになっていたのは確かだ。

 だが、ハム・スターのoniornよりもベーシスト、oniornに期待していたのも事実。
 これが出たときは割と衝撃だった。

 何の弾いてみたかと思ったらオリジナル曲だった。やられた感。ギャングスタに出てきそうなこのサウンド。ジャンル教えて。
 めちゃくちゃカッコよかった。再生641回のうち50回は俺だという自信がある。

セッション力

 彼とはDANI CICHYの主催するDANI CICHYステークスとハム・スターのVo’ジョーGの結婚式二次会で彼とセッションをしたことがある。

 これがとても熱かった。

どんなビートにも合わせてくるストイックさ。ベースの音作りもさることながら
 緩急際立つベースライン。会話せずともセッション中に瞬時に盛り上がるのか、クールダウンするのか判断して提案してくる表現力。無言の「いくぞ」の時の爆発力。
 時間の都合で打ち切ったが、2時間はできるな。
 
 それらを凝縮して、ベースを主軸に置いた新しい可能性の模索と、オシャレインスト。
 91st Bedroom – EPを是非聴いてほしい。

ライブ情報

 そして直近では11/19に、新栄のTAURUSに出演。
 プロジェクターを使ったりと、インストが苦手な人でも楽しめるステージとなる予定だ。
 10/21現在、詳細は未定だがチケットはドリンク別1,000円!安い!

 91st Bedroom – EPで予習してライブに臨んでほしい!

 それでは!

oniornご本人様による全曲解説&購入はこちらから

 アルバムごと売ってるマジおススメ。

itunes store

【永久保存版91st Bedroom解説】
1.Club “Trushor-032”
アシッドなエレクトロック。途中のテンポチェンジからの6連スラップ、64分タッピングが聞きどころ。
家で酒を飲みながら楽しくこの曲のベースを弾いていた事に起因したタイトル。
このアルバムの中で一番最後にできた曲。
032は我が家の郵便番号の下3桁。Trushor(トラッシャー)はoniorn語で「楽しかった後の虚しさ」の意。

2.EduCtion “Swelds -out of Deu’se-” (feat. TOMOKO)
ホンマルラジオパーソナリティーであるTomoko Koyamaさんとのコラボ曲。
コーラスとデスボイスはoniorn。
EduCtion = Education + Actionで、曲に対するノリ方をTOMOKOさんが教えていく曲。
Sweldsはoniorn語で「得も言えぬ鬱屈とした悲しみと諦めの喜び」
Deu’seはoniorn語のDeull(雑多な都会) + usse(楽しめぬ喧騒)の略語。
詳しくはMV https://youtu.be/uw1gK6Okp8c から。
ライブでは他の曲の映像で別のEduCtionが。

3.Bottom ” ” (feat. kemi)” “

正式表記はBottom ” ” (feat. kemi)で、””間に半角スペースが4つ。
豊田市のシンガーソンガーkemiさんとのコラボ曲。
作詞はkemiさん。
曲自体は高校時代、つまり9年前に作成。
愛する人も築き上げた地位も何もかも捨てて、out of Deu’seした70~80歳の方視点の曲。
Bottomはoniorn語で「悟りの境地」の意。
” “のスペースにはWordが隠されている。
この意味不明なコンセプトに付き合って作詞してくれたkemiさんに感謝。

4.Hotel “Chirstmas”
Chirstmasはとあるラブホテル”Christmas”に起因。
一年中いついっても来店時にメリークリスマスと叫ばれるその違和感をiとrの入替(気づいた人いますか?)と、ギターのアルペジオの音の中に半音違う不協和音を入れる事で、そのファンシーさをポップなベースラインで表現。
まだonion表記の時代、一度だけライブで演奏した曲。

5.Lounge “Bell’s phier lounge”
ブレンデッドスコッチウィスキーであるBellのCMをテーマにした曲。
phier loungeはCMの最後で皆でBellを飲んでいるバーラウンジの名前を想像(「pから始まりそう」とか「強い子音は使わなそう」など)して。

6.Inn “91st Bedroom”
お酒を飲んであとは寝るだけ。次にInn。そういう流れで。
3人のoniornの共演。あの高い音もベースです。パーカッション含め、ドラムとベースしかなってません。
よく店泊していたワタミ時代。91卓で酒を飲んで作曲して寝ていた事に起因し、初期衝動で弾いてます。
まだonion表記の時代、一度だけライブで演奏した曲。再mixバージョン

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