JAZZ界に新風が吹き荒れておる。
以前紹介した美しすぎる旋律と聴きやすいbohemianvoodoo
堀江沙知(SANOVA)
fox capture plan
伝統的なスウィングジャズ・モダンジャズとは違うノリのいい若者が入りやすい気取らないJAZZ。
正直カテゴライズなんて無意味だし難しいが世間一般ではJAZZの部類に入るらしい。
しかし新しいJAZZ旋風がここ数年吹き荒れて若者のJAZZ離れを鈍化させ、新しいファンを増やしている。
どういうわけなのか。
目次
疾走感JAZZ
オトナが喜ぶ伝統JAZZとは別のジャンル。
自由な音楽。
そもそもJAZZも元は今でいうEDMのような「踊るための音楽」だったのだ。
いつからオトナのおもちゃになったんだ。
いいかげんにしろ。
伝統的なムーディーなジャズも素晴らしいが、楽しく笑顔になれる現代風の何かを勧めたい。
H ZETTORIO
先ほどの「Dancing in the mood」はご覧いただけただろうか。
ピアニストのH ZETT M(pf/青鼻)のユニーク且つ“無重力奏法”と形容されるテクニカルなピアノと、ウッドベースH ZETT NIRE(bass/赤鼻)、H ZETT KOU(dr/銀鼻)が支えるキレのあるリズムセクションを武器に、独自のアンサンブルを響かせる。この3人以外には作り出せない音楽とグルーヴを追求し続けている。
公式 Biographyより抜粋
見た目の通り(?)自由(笑)ライブ中ですら自由(笑)
全キャラのソロが超絶技巧。メンバー超笑顔だけど客がノレずにブレッブレの置いてけぼり(笑)
単純な楽曲の良さもあるが、この各キャラの超絶技巧も見どころの一つ。
いや、彼ら全然余力たっぷりですけどね。ド変態。
コンセプトとメンバー
H ZETTRIOは楽しさを前面に押し出す、「大人も子供も”笑って踊れる”」がコンセプト。
”オーディエンスありきの音楽”であって、「演じる側も聴いて頂く側にも同じ気持ちになれって!(笑)」ことを意識している。
なので全体的に軽快で疾走感があってどこかコミカル。
2013年、ファーストアルバム「★★★(三ツ星)」を皮切りに
ブルーノート、数々の国内フェス、海外でも活動してその人気を着実に高め2015年、iTunesジャズ・チャートで8曲が1位を獲得している。
青鼻 ピアノ H ZETT M
小学生のときに音楽教室に通ってたクラシックが音楽の最初。
足踏みオルガンが家にあった。足踏みオルガンで遊んで、ピアノでクラシックを黙々と弾いて今の核が出来上がる。
赤鼻 ウッドベース H ZETT NIRE
昔はちょっと大人しい性格だったらしく、高校時代に所属していた軽音部への入部動機は、
『明るくなりてーなーー』or『音楽やったらもてるかも』の二説。
銀鼻 ドラム H ZETT KOU
立ちっぱでドラムを叩くドラムの常識を覆す変人。
曰く、「立ってみてるお客様に失礼だから」立って演奏を始めたらしい。
それならまずグラサンを取れと(笑)
様々なバンドやサポートで活躍歴を持つ。スガシカオとか岩城晃一
活動
7/19、37公演に及ぶツアーが終了。
10月14日昭和女子大学人見記念講堂でのワンマンが決定している。
ちなみに昭和女子大学人見記念講堂はPE’Zが解散ライブを行った会場だ。関係ありそうで関係ないけど。
そんなツアー中にも関わらず新作音源をupしているH ZETTORIO。
ずっと聴いてられるな。
「ジャズだから」
「歌がないから」
「良く知らないから」
と言わず、触れてみな。
踊ってみな。身体揺らしてみな。
新しい世界が開けるぞ!
それでは!
おススメ音源