人に何か勧めたい音楽があるとき
 「80’s」っぽいよとか、「90年代後半」っぽいアレだよとか。「ラウド」だよとかジャンルだったり、似ている有名アーティストだったりを挙げて、紹介する人に「あぁそんな感じね。」と想像してもらうことがあると思う。

 このサイトでもよくラウドとかラウドとかJAZZとか言ってる。ラウドとJAZZの振り幅感が好きなんです。できるだけ偏らないように。

 できるだけ有名過ぎず、コア過ぎずのバンドを紹介して多くの人にバンド好きになってもらいたい。

 シリアス系バンドとおもしろ系バンドのギャップで雑食感を演出しているつもりです。

嘘です。気が向いたバンドを気が向いた順にレビューしてるだけです。

 でも稀に簡単に一言で説明できないアーティストがいる。一時期流行って言われつくして、もう目にタコ。耳にタコの「唯一無二の(ry」としか言いようのないアーティストが稀にいる。

 全アーティストが我こそはと次の音楽シーンを創るためにと日々苦心しているのに、悪気なく、簡単にオリジナリティの暴力で乗り込んでくる自由過ぎるアーティスト。

それが



Spangle call Lilli line

 バンド名からして読めます?「スパングルコールリリリリ」 

 なんてー?? one more!!「スパングリュコ―ルリリライン」…ちょっと怪しかったけど良しとしよう。そうですね。「スパングルコールリリライン」ですね。

 長すぎて言いにくいけど覚えやすい不思議な名前。
 僕だけ??

 1998年に美大で結成。透明感のある声と独特なサウンド。強いて言えばコーネリアスを感じるけど、そもそもコーネリアスが特殊過ぎて伝わらない。

 あぁ・・・こんな表現またあの御方に怒られる・・・
 ま・・・まぁまずはご覧ください。

 イントロの何か野菜切ってる感。瑞々しいピアノ。気だるい感情のこもらない投げっぱなしのボーカル。
 だんだんと輪郭のはっきりするBGM。透明感の増すボーカル。一貫性のない歌詞。

 なにこれ。気持ちいいんですけど。

音楽は副業です!

 これだけクオリティ高い楽曲で15年もやってれば誰もほっとかないよね。
 2015年10月、5年ぶりのワンマン・ライヴをリキッドルームにて行ったがsold。キャパ900がワンマンでソールドアウト。売り切れ。
 今年2017年7月にツアー開催。8年ぶりのツアー敢行。各所ソールド。

 そりゃ「凛として時雨」のTKもほっとかんわ。2013年の作品だけど。
 TKつながりでこの曲から入った人も多いのではないだろうか。
 僕はそのクチ。

 今も昔もこの感情のこもらないボーカルと独特なサウンド。この曲はギターが前面に出てるしTKらしいリフも満載。特に2:00位からのフレーズがもうTKのギターソロ。がっつりコラボ。
そんなSCLLだが、

2010年(7年前!?)のインタビューで

 僕ら、活動してませんって言いつつ、この12年で9枚出しているのでコンスタントには活動している方だと思うんですけどね。ただ、音楽は副業ですって言い続けている言葉は変わらないですよ(笑)。
CDJournal インタビューより抜粋

2015年のインタビュー

みんなもう大人だし、仕事もしてるし、放っておいたらライヴもしなくていい、レコーディングもしなくていい、何なら会わなくてもいいっていう団体なので(笑)
Mikiki『ghost is dead』を語るより抜粋

ブレねぇ(笑)マジで社会人バンド・・・バンドなのか??こいつら??

メンバー

大坪加奈(vo)

1974年2月4日 ソロ・プロジェクトNINI TOUNUMA。結婚したり、CMの仕事や友人の作品に参加したり。友人の作品ってなんだろう・・・

藤枝憲(g)

1974年1月21日 Coa Graphics代表。CDジャケット、本の装丁、舞台の宣伝美術など
様々な分野でのデザイン、アートディレクションを手掛ける。カフェも経営。

笹原清明(g)

1975年4月15日 – 東京造形大学卒業後、フォトグラファーとしても活動を開始すると、音楽誌、ファッション誌、ビジネス誌など、様々な雑誌で活躍を見せる。空気公団のCDジャケットなども手がけた。

 そんなアーティスティックな彼らの楽曲は「仕事もする。音楽も気が向いたときにする。」という言葉通り、ブレない。
 どこを切り取ってもSCLLだし気持ちよくなれる。

 まぁね。何かに成功する人はどこでも成功するんすよ。特にアーティストは他方面のアーティストとして活躍している率も高い。

 裏を返せば、自分が本当におもしろいなーと思うことを思いっきりやってたら生活のための収入は後からついてくるのかもしれない。

 今回はバンドらしからぬオサピー定義では邪道寄りのバンドをご紹介させていただいたが、スパングリュリリリリルインのように、どんな生き方でも、「おもしれー」って言える生き方でありたい。

それでは!

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